
マウスピース矯正「インビザライン」を始める際、「矯正の通院はどのくらい必要なのか」「通院できない場合はどうなるのか」と気になっている患者さまも多いかもしれませんね。
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べて通院頻度が少ないといわれる一方で、通院の間隔が空きすぎると、歯並びや噛み合わせに影響が出てしまうケースもあります。
ここでは、インビザラインの通院頻度の目安と、「通院をサボる」ことによる影響について解説します。
■インビザラインの通院頻度の目安
インビザラインの通院頻度は、1~2ヵ月に1回程度が目安です。
あらかじめ作製されたマウスピースを段階的に交換しながら歯を動かしていくため、毎回の調整が必要なワイヤー矯正よりも、通院回数は少なくなる傾向があります。
ただし、歯の動き方や装着状況によっては、予定よりも短い間隔での確認が必要になることもあります。矯正治療中の通院は、歯の動きを計画通りに進めるための大切な確認の機会でもあるのです。
■通院時に行う主な内容
通院では、マウスピースの交換状況や歯の動きを確認し、治療が計画通りに進んでいるかをチェックします。
主な内容は以下の通りです。
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歯並びや噛み合わせの確認
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マウスピースの適合状態の確認
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むし歯や歯ぐきの状態のチェック
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必要に応じた調整や追加処置
インビザラインは患者さまご自身で矯正装置(マウスピース)を交換する治療ですが、通院によって、ズレの有無やお口の健康状態を確認することが重要です。
■通院できない場合はどうなる?
それでも、仕事や家庭の事情で通院できない期間が生じることもあるでしょう。
インビザラインは、あらかじめ決められたスケジュールに沿ってマウスピースを交換しながら進める治療です。そのため、通院ができない状態が続くと、歯の動きが計画と合っているか確認できないまま進んでしまいます。
見た目では順調に感じても、実際には歯の移動にズレが生じていることもあります。そのまま交換を続けてしまうことで、後から調整やマウスピースの再作製が必要になる場合もあるのです。
何らかの事情で、どうしても通院できない期間がある場合は、そのまま進めるのではなく、事前に歯科医院へ相談しておくことが大切です。
■そのまま通院をサボるとどうなる?
一方で、「問題なさそうだから」と通院をサボる状態が続くと、治療の進み方そのものに影響が出てしまう可能性もあります。
通院では歯並びや噛み合わせの確認に加え、マウスピースの使い方や装着状況もチェックしています。その機会がなくなることで、トラブルにつながりかねない兆しにも気づけなくなるのです。
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装着時間が不足している
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交換のタイミングが合っていない
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歯みがき不足によるむし歯や歯ぐきのトラブル
こうした状態が続くと、歯並びが計画通りに整わないだけでなく、治療のやり直しや期間の延長につながることもあります。
■通院頻度のペースを守って、より良い仕上がりへ
インビザラインは通院頻度が比較的少ない矯正方法ですが、定期的な確認を前提とした治療です。
通院のタイミングでは、歯の動きやマウスピースの適合などを確認します。この定期的な確認があることで、ズレやむし歯・歯周病などがあった場合でも、早い段階での調整が可能になります。
より良い仕上がりにつなげるためにも、決められた通院頻度とペースを守ることが大切です。
