インビザライン部分矯正(マウスピース矯正)の一般的な流れを、わかりやすく段階ごとに説明しますね。
※クリニックによって多少の違いがありますが基本的な流れは以下の通りです。
🦷 ① 初診・カウンセリング
- 目的:歯並びの悩みや希望を相談。
- 内容
- 口腔内のチェック
- 歯列の状態、噛み合わせの確認
- インビザラインが適応可能かの判断
- 治療期間・費用の目安の説明
📍この段階では「インビザラインが自分に合っているか」を見極めます。
🦷 ② 精密検査
- 目的:正確な治療計画を立てるため。
- 内容
- 口腔内スキャン(iTeroなどで歯を3Dスキャン)
- レントゲン撮影
- 顔・口元の写真撮影
- 必要に応じて歯の型取り(物理模型)
📍スキャンデータをもとに、インビザライン社(アメリカ)で分析・計画作成が行われます。
🦷 ③ 治療計画の説明(クリンチェック)
- 目的:3Dシミュレーションで「歯がど
のように動くか」を確認。
- 内容
- 治療の進行動画を見ながら、最終的な歯並びを確認
- 期間、マウスピースの枚数、抜歯の有無などを説明
- 治療開始の最終同意
📍気になるところはこの段階で修正可能です。
🦷 ④ マウスピース(アライナー)製作
- 内容
- 治療計画が確定すると、インビザライン本社でマウスピースが製作されます。
- 1〜2週間ほどでクリニックに届くのが一般的です。
🦷 ⑤ 治療開始
- 内容
- 最初のマウスピースを装着
- 必要に応じて「アタッチメント」(歯に付ける小さな突起)を装着
- 使い方・お手入れ方法の説明
- 1日22時間の装着が必要
📍マウスピースは通常「1〜2週間ごと」に新しいものに交換していきます。
🦷 ⑥ 定期チェック
- 間隔:4〜8週間に1回が目安
- 内容
- 歯の動きが計画どおりか確認
- 新しいマウスピースを受け取る
- 必要に応じて微調整
📍途中で「再スキャン」や「追加アライナー」が必要になることもあります。
🦷 ⑦ 治療終了・保定(リテーナー)
- 内容
- 最終的な歯並びを確認
- 保定装置(リテーナー)を装着して後戻りを防ぐ
- 保定期間は一般的に2年程度
📍保定をしっかり行うことが、きれいな歯並びを保つカギです。
インビザライン矯正は目立ちにくく取り外しができるという大きなメリットがあり、自分のペースで快適に進められる矯正方法です。
ただし、計画どおりに歯を動かすためには、1日22時間以上の装着や定期的な通院など、自己管理がとても大切になります。
しっかりと歯科医と相談しながら進めることで理想の歯並びと美しい笑顔を手に入れることができます。
当院では、マウスピース矯正に関する無料カウンセリングも行っていますので
迷っている方は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょう
どうぞお気軽にご相談くださいね。
歯科衛生士 O