歯並びやかみ合わせのお悩みは人それぞれ異なるため、矯正治療にもさまざまな種類があります。
目立ちにくい透明なマウスピース矯正、幅広い症例に対応できるワイヤー矯正、前歯など気になる部分だけを整える部分矯正など、お口の状態やご希望に合わせて治療方法を選択します。
ワイヤー矯正が向いている症例
①歯並びのガタガタが大きい
- 歯が重なっている
- 八重歯が強い
- 抜歯が必要なケース
➡️ 歯を大きく動かす必要があるため、ワイヤー矯正が得意です。
②かみ合わせのズレが大きい
- 出っ歯
- 受け口
- 開咬(前歯が閉じない)
- 過蓋咬合(深く噛み込みすぎる)
➡️ 歯だけでなく、かみ合わせ全体をしっかり治したい場合に向いています。
③確実な歯の移動が必要
- 歯を回転させる
- 根っこごと大きく移動する
➡️ 難症例ほどワイヤー矯正が選ばれやすいです。
マウスピース矯正(全顎矯正)が向いている症例
①軽度〜中等度の歯列不正
- 少しガタついている
- 前歯が少し出ている
- すきっ歯
➡️ 多くの症例で対応可能です。
②見た目を重視する方
- 接客業
- 人前で話す仕事
- 結婚式を控えている
➡️ 透明なので目立ちにくいです。
③自己管理ができる方
- 1日22時間装着できる
- 指示通りに使える
➡️ 装着時間を守れることが成功の条件です。
マウスピース部分矯正が向いている症例
①前歯だけ少し気になる
- 前歯が少し重なっている
- 少しねじれている
- 少し隙間がある
➡️ 数本だけ動かせば改善できるケースです。
②昔矯正したが後戻りした
- 下の前歯が少しガタついた
- 上の前歯が少し動いた
➡️ 非常に適応が良いです。
③かみ合わせに問題が少ない
- 奥歯はしっかり噛んでいる
- 見た目だけ改善したい
➡️ 短期間で終わることもあります。
部分矯正では難しい症例
次のような場合は全体矯正になることが多いです。
❌ 出っ歯が強い
❌ 八重歯が大きい
❌ 受け口
❌ 奥歯のかみ合わせが悪い
❌ 抜歯が必要
❌ 歯を大きく移動する必要がある
「前歯だけ気になる」と患者さんは思っていても、実際には奥歯のかみ合わせから治さないといけないことがあります。
「前歯だけ少し整えたい場合は部分矯正でも対応できることがあります。ただし、歯並びのズレが大きかったり、かみ合わせまで治す必要がある場合は、全体のマウスピース矯正やワイヤー矯正の方がきれいで安定した仕上がりになります。実際にどの方法が合うかは、お口の中の状態やレントゲン、3Dスキャンを見て判断します。」
「前歯のすき間が気になる」「歯並びを整えたい」「矯正に興味はあるけれど自分に合う方法がわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。お口の状態を確認し、それぞれの治療方法の特徴やメリット・デメリットをご説明いたします。
患者さまに合った矯正方法を一緒に考えていきましょう。
歯科衛生士 O