インビザライン矯正中に「した方がいいこと」「しない方がいいこと」をしっかり理解しておくことで、治療効果を最大限に引き出し、トラブルを避けることができます。
以下に詳しく整理しました。
⭕️インビザライン中にした方がいいこと
- 1日22時間の装着
- 推奨時間を守ることで計画通りに歯が動きます。
- 外すのは基本的に「食事」と「歯磨き」のときだけ。
- 毎日のこまめなマウスピースの洗浄
- 水だけでなく、専用の洗浄剤を使うのが理想。
- 汚れやニオイの原因を防ぎます。
- 歯磨きとフロスを徹底する
- 飲食後はマウスピースを再装着する前に必ず歯磨き。
- 食べかすが残ると虫歯や歯周病のリスクがアップ。
- マウスピースを清潔なケースで保管
- 外したらティッシュにくるまない(誤って捨てやすい!)。
- 専用ケースで衛生的に。
- 定期的なチェックアップを受ける
- 進捗確認、マウスピースの調整、問題点の早期発見のため。
❌ インビザライン中にしない方がいいこと
- マウスピースをつけたままの飲食
- 水以外は基本NG(色素・糖分がマウスピース内に残る)。
- お茶・コーヒー・ジュースなどは着色や虫歯の原因に。
- 装着時間を守らない
- 装着時間が短いと歯が動かず、次のマウスピースが入らなくなる可能性も。
- 熱湯で洗う
- マウスピースが変形します。ぬるま湯または水で洗いましょう。
- 喫煙(装着中)
- ニコチンやタールで変色や破損のリスク。
- 外した状態でも煙が口腔内に悪影響を及ぼすことも。
- 長期間マウスピースを外して放置
- 旅行中や体調不良でも装着継続が大切。計画のズレが生じる原因に。
✳️補足アドバイス
痛みがある時は?→
最初の数日は軽い痛みや違和感がありますが、長く続く場合は歯科医へ相談。
マウスピースをなくした時は?→
すぐに前のものを装着して、歯科医院に連絡。
外出先での食事→
外出先で歯磨きが難しいときは、水でうがい&マウスピースの軽い洗浄だけでもOK(※あくまで一時的な対応)
小さなポーチに、歯ブラシ・フロス・携帯用洗口液を常備すると便利
インビザラインは、
「自分でコントロールできる矯正」だからこそ
ちょっとした習慣の差で結果に大きく影響します。
とはいえ完璧にできなくてもOK。
大事なのは「無理せず、続けること」なので、イベントなどで一時的に外しても、すぐにリカバリーすれば大丈夫ですよ👍
気になる点があれば、どのようなことでもご相談ください。一つずつ丁寧に確かめながら不安のない環境で治療を進めていきましょう。
歯科衛生士 O
