マウスピース部分矯正に気をつける食事のこと|スマイルデンタルクリニック|愛知県豊橋市の歯医者

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マウスピース部分矯正に気をつける食事のこと

マウスピース部分矯正は、透明で取り外しができる装置を使って歯並びを整えていく方法です。見た目が自然で、金属のワイヤー矯正に比べて食事や歯磨きがしやすいのが大きな特徴です。ただし、食事のときにはいくつか注意してほしいポイントがあります。矯正の効果をしっかり出すためにも、日常の食事習慣に気を配ることが大切です。

 

まず、食事をするときは必ずマウスピースを外しましょう。装着したまま食べてしまうと、マウスピースが変形したり、割れてしまうことがあります。また、食べ物の色素がついて透明感が失われたり、細かい傷に食べ物が入り込んで不衛生になることもあります。特にカレーやコーヒー、赤ワインなど色の濃い飲み物や食べ物は着色の原因になりやすいので、装置を外す習慣を守ることが重要です。

 

飲み物についても注意が必要です。水であればマウスピースをつけたまま飲んでも問題ありませんが、ジュースやお茶、アルコールなどは糖分や酸が含まれており、虫歯や着色のリスクが高まります。基本的には、水以外を飲むときはマウスピースを外すようにしましょう。

 

また、食事の後はできるだけ早めに歯を磨いてからマウスピースを装着することが理想です。外出先などで歯磨きが難しい場合は、うがいや水で口をすすぐだけでも効果があります。食べかすや糖分が歯に残った状態で長時間マウスピースをつけていると、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまうため、清潔な状態で装着することを心がけましょう。

 

さらに、矯正中は「装着時間を守ること」が非常に大切です。一般的に122時間以上つけることが推奨されていますが、食事や歯磨きの時間でどうしても外すことになります。そのため、だらだらと長時間食べたり、おやつを何度も食べたりすると、装着時間が不足してしまい、治療が予定通りに進まなくなることがあります。食事や間食はメリハリをつけて、できるだけ短時間で済ませることが治療をスムーズに進めるコツです。

 

まとめると、マウスピース部分矯正中の食事で気をつけるポイントは「食事のときは必ず外す」「水以外の飲み物は外してから」「食後は歯をきれいにしてから装着」「ダラダラ食べを避けて装着時間を守る」の4つです。これらを意識すれば、矯正の効果をしっかり引き出しながら、清潔で快適に治療を進めることができます。

 

歯科衛生士.H