「出っ歯が気になるけど、マウスピース部分矯正で治せるのかな?」と疑問に思っている方は少なくありません。
出っ歯は見た目だけでなく、かみ合わせや健康面にも影響するため、治療を検討される方が多い症状です。ここでは、出っ歯の特徴や治療方法、そしてマウスピース部分矯正で対応できるケースと難しいケースについてわかりやすく解説します。
▪︎ 出っ歯とは?
出っ歯とは、上の前歯が前に出ていたり、上の歯全体が下の歯よりも大きく前に出ている状態のことです。
歯科では「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。
本来であれば、上の前歯は下の前歯より2〜3mmほど前にあるのが正常です。ですが、それ以上に差が大きい場合に「出っ歯」と診断されます。
出っ歯には次のようなデメリットがあります。
- 前歯が出ているため、口が閉じにくい
- 口呼吸になりやすく、むし歯や歯周病のリスクが上がる
- 発音がしにくいことがある
- 食べ物を前歯でかみ切りにくい
- 見た目が気になりコンプレックスになりやすい
つまり、出っ歯は「見た目の問題」だけでなく、「健康面の問題」も引き起こす可能性があります。
▪︎ インビザラインGOで出っ歯は治せる?
マウスピース型の部分矯正装置「インビザラインGO」でも、出っ歯の治療が可能な場合は多くあります。
とくに「歯が並ぶスペースが足りず、前歯が押し出されているタイプの出っ歯」には有効です。
治療方法の一例としては、
- 歯を少し後ろに移動する
- 必要に応じて抜歯をする
- 歯と歯の間をわずかに削ってスペースを作る
といった工夫で前歯を後ろに下げていきます。
インビザラインでは難しいケースもある
ただし、出っ歯の原因が「骨格そのもの」にある場合は、インビザラインだけでの治療が難しいこともあります。
たとえば、上あごの骨が大きく前に出ているケースでは、マウスピース矯正だけでなくワイヤー矯正や外科的な処置を併用する必要がある場合もあります。
▪︎ 当院での取り組み
インビザラインは全国で多くの歯科医院が導入していますが、治療経験や実績には差があります。
当院では、年間80件以上の治療実績があり、その経験が評価され「インビザライン プラチナエリートプロバイダー」に認定されています。
豊富な経験をもとに、一人ひとりに合わせた治療計画をご提案しています。
「自分の出っ歯はインビザラインGOで治せるのかな?」と不安な方は、まずは矯正相談でお気軽にご相談ください。
歯科衛生士.H