部分矯正(マウスピース)に気をつけたい生活習慣|スマイルデンタルクリニック|愛知県豊橋市の歯医者

豊橋でマウスピース矯正は当院へ

〒441-8063 愛知県豊橋市橋良町字向山 20-1

トピックス TOPICS

部分矯正(マウスピース)に気をつけたい生活習慣

マウスピースによる部分矯正は、目立ちにくく取り外しが可能なことから、近年とても人気のある矯正方法です。

特に「前歯のちょっとしたズレを治したい」「短期間で整えたい」といった方にとっては、負担が少ない選択肢です。

しかし、矯正を成功させるには日々の生活習慣が非常に重要です。間違った習慣が続くと、歯の移動がうまくいかないだけでなく、治療期間の延長や後戻りの原因になることも。

今回は、部分矯正(マウスピース矯正)中に特に気をつけておきたい生活習慣を紹介します。

 

■ 1. 装着時間をしっかり守る

 

マウスピース矯正で最も大切なのが「1日22時間以上の装着」です。

外している時間が長すぎると、歯が計画通りに動かず、治療が遅れてしまいます。

「食事のあと、つい装着を忘れてしまう」

「仕事中は話しづらくて外してしまう」

といった習慣が続くと、せっかくの矯正効果が台無しになることも。外した後は、なるべく早く装着し直す習慣をつけましょう。

 

■ 2. 飲食時は必ず外す

 

マウスピースを装着したままの飲食は基本NGです。特に以下の点に注意しましょう。

  • 食事中は必ず外すこと(変形や破損の原因に)
  • 着色のある飲み物(コーヒー、紅茶、赤ワインなど)は外して飲む
  • 甘い飲料も虫歯リスクを高めるので注意 水以外を飲むときは、必ずマウスピース以外すようにしましょう。食後は軽く歯を磨いてから再装着するのが理想です。

 

■ 3. マウスピースのケアを怠らない

 

マウスピースは毎日使用するものなので、清潔に保つことがとても大切です。汚れたまま装着すると、口臭や虫歯、歯周病のリスクが高まります。

  • 朝晩の歯磨きと合わせて、マウスピースも洗浄する
  • 専用の洗浄剤を使い、水でで優しく洗う
  • 歯磨き粉は使わず、傷がつかないように注意

 

持ち運びのケースも定期的に清掃すると◎です。

 

■ 4. 歯ぎしり・食いしばりに注意

 

夜間の歯ぎしりや、日中の無意識の食いしばりがある人は要注意。マウスピースの破損や歯への過剰な負担につながります。

 

気になる場合は、歯科医に相談し、必要であれば別のナイトガードや対策を取りましょう。

 

■ 5. マウスピースの紛失・破損を防ぐ

 

外したマウスピースをティッシュに包んで置いておくと、誤って捨ててしまうことがあります。

また、ペットがかじってしまうケースも少なくありません。 

  • 外したら必ず専用ケースに入れる
  • 高温になる場所(車内など)に放置しない
  • 破損した場合はすぐに歯科医へ連絡

 これらを守ることで、トラブルを未然に防げます。

 

■ まとめ

 

部分矯正は治療範囲が限られている分、短期間で効果が出やすい反面、日々の装着時間やケアが結果に直結します。

「ちょっとだけの矯正だから大丈夫」と油断せず、生活習慣を整えて取り組むことが、矯正成功のカギです。

 

正しい使い方とセルフケアを意識して、理想の歯並びを目指しましょう

            歯科衛生士M