マウスピース型矯正装置のなかでも「インビザライン」は世界的にシェア率が高い矯正治療です。インビザラインにはいくつかの治療プランがあり、近年はとくに部分矯正である「インビザラインGO」にも注目が集まっています。
今回はインビザラインGOの特徴について詳しくお伝えします。
インビザラインとの違いや、治療期間、費用など、多くの方が気になるポイントを説明していますので、インビザラインとインビザラインGOの違いを知りたい方、インビザラインGOを検討されている方はぜひ最後までご覧ください。
目次
■マウスピース型矯正装置「インビザライン」と「インビザラインGO」の違いとは?
◎全顎矯正と部分矯正の違い
「インビザラインGO」とは、インビザラインの治療プランの1つで、部分矯正に特化したシステムです。
インビザラインは前歯から奥歯までのすべての歯並びを整える全顎矯正にあたりますが、インビザラインGOは一部の歯並びを整える部分的な矯正になります。対象となる歯は前歯から小臼歯までの20本です。
◎矯正期間の違い
部分的な矯正であるため、歯並びすべてを整えるインビザラインに比べて治療期間が短く、費用も抑えられる特徴があります。軽度の歯並びの乱れであれば3ヵ月程度で治療が完了することも。
※治療期間は症例によって異なります。
インビザラインGOの場合、使用できるマウスピースの枚数も決まっています。20枚までと制限があるので、治療期間は長くても7ヵ月程度です。費用は自由診療となるため歯科医院によって異なります。
◎矯正費用の違い
全顎矯正となるインビザラインの一般的な費用相場は80〜100万円程度ですが、当院ではインビザラインGOの治療を382,800円(税込)でご提供しています。
無料の矯正相談も実施しておりますので、インビザラインGOでの治療を検討されている方、興味のある方はお気軽に当院までご相談ください。
■マウスピース型矯正装置「インビザラインGO」で治療が可能な症例
インビザラインGOはすべての歯並びに対応可能なわけではありません。
動かせる歯は前歯から小臼歯までと限られているため、噛み合わせが大きく変わるような症例や歯の移動距離が大きい症例、大臼歯(奥歯)を動かすような症例では適応が難しい場合があります。
歯並びの乱れが軽度の症例であれば、インビザラインGOでの治療が可能な場合が多いでしょう。出っ歯やすきっ歯などの歯並びも、軽度であれば対応可能な場合もあります。
インビザラインGOで治療できるかどうかは、インビザラインについての知識や技術を持ち、治療経験のある歯科医師の判断を受けましょう。ご自身では判断が難しいため、まずはインビザラインGOに対応している歯科医院で相談するのがおすすめです。
【マウスピース型矯正装置「インビザラインGO」なら短期間で費用を抑えた治療が可能】
マウスピース矯正の治療を受けたくても、予算や治療期間で諦めていた方もいらっしゃるかもしれません。インビザラインGOであれば、治療期間が短く、費用も抑えられるため、より多くの方が治療を受けやすいプランとなります。
ただし、インビザラインGOでは大臼歯を動かすことはできません。そのため、複雑な歯並びのケースの場合は対応が難しいですが、軽度の症例であれば十分に対応できる可能性があります。
インビザラインでの矯正を検討されている方もインビザラインGOで対応できるケースもありますので、一度インビザラインGOに対応している歯科医院で相談してみることをおすすめします。