歯周病治療について
歯周病の原因菌に着目した
歯周内科治療をご提供
歯周病を治すためには、歯みがきや歯石除去などのアプローチが基本です。しかし、正しくみがいても歯ぐきの炎症が改善せず、歯を失うかたも一定数います。当院では、歯周病を引き起こす原因菌に着目した歯周内科治療を行い、原因菌の除去を目指します。歯石除去などの基本治療と併用し、お口を清潔にしていきます。
TROUBLE
こんな場合はご相談ください
- 歯ぐきが赤く腫れている
- 起床時に口の中がネバつく
- 歯ぐきからよく血が出る
- 歯がしみることがある
- 口臭が気になっている
- 抜けそうな歯がある
- 歯ぐきが痩せてしまった
- しばらく歯医者に行ってない
当院の歯周病治療
2種類の歯周病検査で原因菌をチェック
歯周病の原因菌にはいくつか種類があり、それぞれの菌に合わせた薬剤を使用することが大切です。当院は、歯周病菌の種類や口腔内の常在菌を把握するために「位相差顕微鏡検査」と「唾液検査」を実施しています。歯周病治療の精度を高めるために、正確に精査を進めます。
位相差顕微鏡とは
位相差顕微鏡とは、口腔内の細菌を観察するために用いる精密検査機器です。歯周病菌はもちろん、口腔内に存在する常在菌も把握でき、現在歯周病なのか、今後歯周病になりやすいのかを判定できます。歯周病治療に関するくわしい説明は、位相差顕微鏡で発見した細菌を拡大しながら、わかりやすくご説明していきます。
唾液検査とは
唾液検査は、口腔内の状態を客観的に確認するために行う検査方法です。当院では550円(税込)で、歯や歯ぐきの状態と口腔内の清潔度が一度に測定できる唾液検査用装置「シルハ」を導入し、治療へと役立てています。検査終了後は、結果が記載された診断チャートをお渡しするので、ご自宅でゆっくりご覧いただくことができます。
治療内容
スケーリング
歯の表面に付着した汚れや、歯と歯ぐきの間に蓄積した歯垢・歯石を除去する治療です。スケーラーと呼ばれる専用器具を用いて、歯みがきでは取り除けない付着物を除去し、清潔な状態へと仕上げます。歯科医院で定期的にスケーリングを受けていただくと、歯や歯ぐきの健康を保てます。
SRP
スケーリング・ルートプレーニングと呼ばれる治療です。スケーラーなどの専用器具を用いて、歯や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間に歯垢が溜まり炎症が起きて溝が深くなった状態)の歯石を丁寧に取り除いていきます。また、歯の表面をなめらかに仕上げ、歯周病菌が再付着しにくい状態へと整えます。
内科的治療
歯周病菌を除去するために抗生物質を内服する治療です。当院では位相差顕微鏡検査で歯周病菌を特定した上で、適切な抗生物質を処方します。持病で内服中のお薬があるかたや、薬剤に関するアレルギーをお持ちのかたには、お身体に合わせた処方薬をお渡しいたします。
歯周病と全身疾患の関係
全身に影響を及ぼす歯周病
歯周病で歯ぐきから出血すると、その部位から歯周病菌が全身に侵入し、脳梗塞や認知症、高血圧、糖尿病、誤嚥性肺炎、早産などのリスクが高まると臨床データをもとにした研究報告が発表されています。そのため、歯周病は歯やお口の炎症を起こすだけでなく、全身に影響を及ぼす疾患と考えて、治療しなくてはなりません。いつまでも健康な生活を送るために、積極的に歯周病を治療していきましょう。
費用
料金表
唾液検査 | 550円 |
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お支払方法
当院では、
下記のお支払方法が可能です。
現金
現金でのお支払い
クレジットカード
※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など
デンタルローン
低金利分割払いでの
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
国税庁のホームページ注意点・リスク・副作用
・治療後は、一時的に知覚過敏の症状が出る場合があります。
・歯ぐきが改善すると腫れがおさまるため、歯ぐきが下がったように見える場合があります。